Making Photos

鉄道模型レイアウトや車両を綺麗に撮影するために・・

フォトアルバム写真編

フォトアルバム動画編

どのように撮影しているのかと良く質問をいただくのでここにまとめたいと思います。
今回は静止画像を実際に撮影しながら記事を進めていきますが動画撮影も基本的には同じです。
撮影準備

ムービーカメラと三脚のアダプターです。
三脚は20年前に買ったものを使っていますが、じつはコレ長期間使わないでいて行方知れずでした。
最近になって発見し使おうとしたところアダプターのカメラに接する部分が劣化していてボロボロと崩れてくるのでテープでぐるぐる巻いて補修しました。
マスキングテープと工作用紙で補修されてなんだか安っぽい

撮影機材はこだわりアイテムでも紹介してます。
セッティング

アダプターにカメラを取り付けて三脚に固定します。
撮影ライトはカメラに写りこまない上空ぎりぎりまで近づけて固定します。
撮影ライトスタンドは伸縮回転が自由自在で3本足が長いのでかなりオーバーハングさせても倒れません。
900x600のレイアウトの中央部までなら楽に届きます。
またフラッシュを使わないで撮影しますのでカメラ用三脚はあった方がいいです。
ポジショニング

三脚(カメラ)は可能な限り被写体に近づけます。
レイアウト台とカメラ三脚の脚がぶつかるので50cm
ぐらい間隔が開きますがコレぐらいがちょうど良いです。
カメラの電源を入れて撮影モードにし、液晶をチェックしながらベストポジションを探します。
車両に寄りたい場合は光学ズームを使います。
今回はやや上方から駅全体が入るようにセット。
撮影開始

セッティング状態を少し離れて見てみると・・。
ガラスがあればちょっとしたショウウインドウの様・・・。

シャッターを押す。

カメラによってメニューは全然違うので画像は参考にならないと思いますが、設定項目はちゃんとあると思うので紹介しておきましょう。


カメラの設定1

1600x1200ピクセル(200万画素)
フラッシュ禁止

※一例です
こうでなければならないということではありません
カメラの設定2

手ぶれ補正:有効
フォーカスモード:スーパーマクロモード
フォーカス方式:スポットフォーカス
ホワイトバランス:蛍光灯

デジタルズームは使用しないようにセットしています。
デジタルズーム域で撮影すると画像が荒くなります。

※一例です
こうでなければならないということではありません
撮影結果を見てみましょう
ライト使用時は露出補正ほとんどしていませんが、今回比較のためにやってみました。
人それぞれ好みがあるのでどの写真がイイとは言えませんが参考にしていただければ幸いです。
露出補正 撮影ライトOFF 撮影ライトON
通常 0
+3
接写1 0
+3
接写2 0
+3
カメラの位置とズーム
カメラを近づけて撮るかカメラを離してズームするか
左の2枚の写真はレイアウト上に置かれた車両を撮影したものです。
上の写真はカメラを車両に思い切り近づけ(ズームは使わず)撮影、下はカメラを車両より離し光学ズームで近づけて撮影したものです。フレーム内の同じような位置に車両を収めた写真ですが、受ける印象はかなり違います。
上の写真は車両の角が手前に迫って来ていて迫力があります。
下の写真は実際に見たままの落ち着いた仕上がりになっています。
似たような構図でもどんな写真を撮りたいかによってポジショニングを変える必要があることがわかります。
デジタルカメラとデジタル一眼レフ
上の写真は普通のデジタルカメラで撮影、下の写真はデジタル一眼レフで撮影
ピントが合っている範囲を見比べてください。
色合いがずいぶん違うのはご容赦ください。
一眼レフだと深くまでピントが合った写真が撮れます。一般的なデジカメでは一部を除きこういったことが出来ないようです。
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